リハビリ

PTが低リスクで開業する方法【実体験を基に語ります】

開業したい理学療法士
開業したい理学療法士
週末開業から始めるって決めたけど、まず何からしたらいいんだ?リスク少なく訪問整体?それともマンションをまず借りてからなのか?チラシを作るのも大事だよなあ…うわあ、やることが思い浮かびすぎて、何から手をつけたらいいのかわからない!

本記事は開業したい理学療法士(作業療法士)向け。

記事内容

・ 一番最初にすることは、開業立地を決めないこと!

・ チラシの準備をし、実際に配布する

・ 最後に整体院を開く場所を決定する

この記事を書いている私は29歳で整体院を開業し、年商は1000万、好きなお客様に囲まれのんびり楽しく働いています。

 

もともとの経歴は作業療法士で、週末と平日の夜だけ整体院で副業する形を取り、5ヶ月目にして本業をやめ、独立しました。ただ、正社員として働きながらの開業の準備は、マジで結構キツかった…。一番ダメだったのが「先に立地を決めてマンションを契約してしまったこと」でした。もう失敗しても後戻りできない・・・お客さんが来なかったとしても2年間はマンションの維持費がかかる・・・

成功するかどうかの大博打に、精神はいつも疲弊していました

 

こんな経歴の私ですが、現在は集客で困ることもなく、いいお客さんに囲まれながら、東京都内のマンションの一室で整体院を営んでいます。そんな私が思うのは、「先に立地を確保してしまうのは、無謀だから辞めたほうがいい。チラシを撒いてから決めろ」ということです。

 

というわけで、本記事は先に立地を決めようと悩んでいる「過去の自分」に向けてのアドバイスを書いていこうと思います。それと、このブログを読んでいる、同じ悩みを持つあなたの参考にもなると嬉しいです。

一番最初にすることは、開業立地を先に決めないこと

開業する場所をイメージした画像

焦ってマンションやテナントを先に契約しないこと。

先に開業立地を決めない理由

開業する前の私の頭の中はこんな感じでした。

・ 開業立地が決まってないとチラシやホームページに載せられない

・ 訪問整体は相手から怪しいと思われるし、マンションの方が安心だろう

・ 後には引けない状況でやるしかないように自分を追い込もう

先に立地を決めることで頭がいっぱいでした。

 

けれど、開業立地は必ずしも前に決めなくてよかったんです。

 

その理由は「立地が決まってなくても、お客さんからの問い合わせ電話を鳴らすことができるから」です。

 

例としては

・ チラシをみて電話する

・ ブログやネットをみて問い合わせる

など、何かを閲覧した結果問い合わせるという具合に。

 

だから一番先にリスクを負ってまで立地を決定する必要はありません




チラシの準備をし、実際に配布する

チラシ

ここが開業前に一番重要な行動。チラシを撒き、電話が鳴るのを待ちます。

チラシを勧める理由

チラシ以外で集客する手法は思いつくのはこんな感じ。

・ ホームページ(以下HP)

・ 口コミサイト

・ SNSで拡散

・ 近隣のお店へ手土産を持って挨拶

・ 商工会に入って地元民を紹介してもらう

その中でもチラシを勧める理由は「確実に手に取ってもらえて、費用も安い」からです。チラシは3000枚発注するのに1万円必要ですが、配るのは自分で行えば無料です。

また「HPよりも作成が簡単で段取りがよければ2週間で作成できる」という利点もあります。

なのでまずはチラシを作成することから始めるのをお勧めします。

チラシに書くべき内容

書く内容はここを抑えればOKです。

チラシの書くべき項目

・ わかりやすい見出し

・ 自分の整体院の魅力を最低でも3つ

・ 院長の自己紹介文(長文)

・ 施術の流れ(写真付き)

・ お客さんとのツーショット写真と施術に対する感想文

・ 整体院名

・ 院長名

・ 住所

・ 電話番号

・ あればHPやブログアドレス(QRコード付き)

・ 初回の金額

見出し

見出しの例文は、「ヘルニアで10分も歩けない人が、スタスタ歩けるようになった施術院があるのをご存知ですか?」「家事で10分も立っていられないあなたの辛い腰痛とさよならしませんか?」等、あなたが来て欲しいお客さんの心を掴むキャッチコピーを大きく書きます。当てはまると感じた人はチラシを読む気が起こり、問い合わせに一歩近づくからです。

院の魅力3つ以上

他のお店にはない、あなただけしか持っていない魅力を短くわかりやすく記載します。魅力があるから人は行きたくなるから。その街に整体や整骨院が溢れている場合、差がないと行く気も起きません。

自己紹介

あなたの人間味あふれる自己紹介文を書きます。

例えばチラシが2つあるとします。その自己紹介がこちら。

・ 「学生時代にサッカーで怪我をし、リハビリでお世話になったから体のケアをする人になりたい。」

・ 「レギュラー間違いなしと言われるくらい毎日練習に励んでいた。ある日突然腰の痛みで動けなくなり、ヘルニアと診断された。痛みに我慢して筋トレをし努力したが、レギュラーから外され、二度と試合に出させてもらえなくなった。自分と同じ想いをして欲しくないから、人の体をケアする人になりたい。

どちらの院長にみて欲しいかというと、間違いなく後者です。

だから、人の心を動かすような人間味あふれる自己紹介文を書きます。

施術の流れ

当日の流れをわかりやすく写真付きで掲載します。何をされるかわからない所に人は絶対行きませんから。写真を撮影するのはできれば一眼レフがいいのですが、ない場合は携帯で撮影します。できれば可愛い友人に施術モデルをお願いし、その子を施術している風景を撮影しましょう。場所は病院のプラットフォームでこっそり撮るか、自宅のベットか、開業している知人がいればその人のお店の営業時間外に借りるかして撮影しましょう。

ツーショット写真

ツーショット写真は最低2枚あるといいです。人の口コミがあると一気に信頼感が高まります。友人と撮影すると「ヤラセ」になってしまうので、無料で施術を受けてもらって写真を撮りましょう。

整体院の名前

名前は他と被らないようにする。Google検索で同じ名前があると、そちらを見てしまう可能性があるので注意。唯一無二の名前をつけます。

住所

訪問整体の場合は自宅の住所を記載します。貸し会議室の使用や、まだ立地が決まっていない場合は、「チラシを撒こうと思っているエリアのレンタル住所(バーチャルオフィス)で住所をレンタルするといいです。初めて利用する整体に住所がないと怪しすぎて電話する気も起きませんから。自宅か貸し住所を記載しましょう。

電話番号

プライベート携帯か、副業用を購入し記載します。書いてないとお客さんが電話できません。私の場合、ワイモバイルの京セラdignoを使用しています。留守電も生声でいれられ、通話し放題のプランがあるので、予約電話が10分を超えてしまっても心配なしです。

デザインはどうしたらいいの?

「整体 チラシ」でググって気にいったデザインをパクりましょう。私の体感ですが、「我慢していませんか?」と赤文字で大きく書かれているチラシは問い合わせが来やすいのでオススメです(だけど、お試し感覚の人が多い)。

発注はどこに依頼する?

プリントパックが一番安いです。A3チラシ3000枚両面カラー印刷6泊7日コースで1万円。

実際に地域に撒こう

自分がお店を出したいエリアにまずは3000枚撒きます。電話がなれば儲けもの。電話がなっても鳴らなくても同じ場所にもう3000枚撒きます。最低でも3000×3セット。私の場合、1ヶ月以上(5000枚以上)撒き続けて初めて電話がなりました。まずはがむしゃらに小さなエリアから撒きましょう。

もし電話がなったら…

電話が鳴ったら今後のプランを提案する。内容はこちら。

・ 訪問整体:普通に予約をとる。

・ 貸し会議室:希望日と時間帯を聞いて電話をきる。貸し会議室を予約し、時間と場所を相手に再度電話して伝える。

・ 立地がまだ決まってない:正直に理由を話し貸し会議でいいか提案する。もしくはこれから部屋を借りる予定だから、開業次第こちらから電話させていただく旨を真摯に伝える。

住所が決まっていなかったとしても、意外とどうにかなるものです。結論、チラシを作ってひたすら撒いて電話を待とう




最後に整体院を開く場所を決定する

開業の準備を想起させる画像

チラシを撒いた反応を見た上で立地を決定します。

一番リスクなく開業できる

チラシを撒いた結果このような情報が得られます

・ チラシで反応が出る地域なのか?

・ どのくらいの金額を使うと1人集客できるのか

その結果から開業して成功するかしないかを予想することができます。1000枚撒いて1件の電話がずっと鳴るようであれば、立地としては非常に良いと言えます。安心してその地域の物件を借りて大丈夫です

他の地域でも応用可能

電話が鳴らない場合は、他の地域に変更するのも手です。今までのチラシ作成の手順を繰り返すだけですから。確実に電話がなる地域を見つけてからの方が、開業した後のリスクが減らせます。

チラシを撒いた上でマンションを契約しようと言う話

開業する前に「マンションを契約してからじゃないといけない…」と博打を打とうとしてる方は、ちょっと視野が狭くなっています。

一呼吸置いて、下準備をしてから開業するだけで、心に余裕が持てますよ。

 

だから、まずはチラシを撒いてみてください、と言うお話でした。過去の私のように開業前に切羽詰まっている人の参考になれば嬉しいです。

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